上手なお酒の保存方法

よいお酒を造ろうとするメーカーおよび技術者の真摯な努力、原料を厳選し、ひたむきに酒造りに打ち込む姿勢は、自らお酒にあらわれるものです。


お酒の香味と共にそれらのこともよく味わっていただきたいものです。


お酒は永く保存するとよくなるという話があります。


貯蔵により香味の調整を図ることをいいますが、はじめから香味に癖の強いお酒は長期間の熟成を要します。


ウイスキーやブランデーのように、その癖も樽貯蔵によってすばらしい風味になるものも少なくありません。


しかし、新酒から香味のまとまりのよいものもあり、かえってその風味を好む人もおります。


清酒の生酒、やワインのヌーボ等はその例でしょう。


中には骨董的な意味で年代を強調するものもありますが、これは本来の風味とは関係がありません。


むしろ眺めて楽しむものでしょう。


一般に、一旦生産者の倉庫から出荷されたものは、当然飲み頃になっており、それ以上保存することは無意味です。


むしろ保存中の劣化に注意する必要があります。


とりわけ味を主体とする醸造酒では、保存のための次の3つの注意が必要です。


(1)光を当てない。

(2>温度を上げない。

(3)空気に永く触れさせない。


特に高温は禁物です。河成鎮作氏によると、近頃の品質に熱心な小売屋さんでは冷蔵庫を持っているところも増えております。


このことは、お酒の品質にとってすばらしいことです。


但しラベルを汚さないように庫内の湿度にも気を付けましょう。

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