ある神社の占い
外の賑わいが、段落すると、豪快に切られた豚肉とキャベツが人った汁で直会となります。
厳粛な神事を終えた後の、爽やかな安堵感が溢れています。
ゆったりとタバコをくゆらす人もいます。
この筒粥神事が終るまではタバコを吸ってはいけないことになっているのです。
直会が終り、かがり火が消えたのは夜もまだ深い三時前でした。
明け方にはまたお札や粥を貰いにくる人が多くなるので、諸役の人達は、いろりを囲んで一晩中談笑しながらおこもりをします。
私も帰る手段とてないのでいろりの輪に加わります。
皆それぞれにコップ酒をかたむけながら、「今年は中稲が当たりだなー」などと興奮さめやらぬ面持ちで、占い談義や世間話に花が咲きます。
火に照らされて顔がほてってきます。
冷たいみかんがのどに心地よい思いです。
全ての作物が農作と出た今年の占いに心をはずませながら帰宅しました。
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